ピアノLOVE♡がとまらない
3ヶ月ほど前に実家から迎え入れたピアノ。
私が子どもの頃、泣きながら練習していた思い出深いピアノです。
もう40年ほど前に購入したものだし、当時いくらで購入したのかもわからないし、何より20年近くほとんど弾いてなかったもの。
果たして、お金をかけてまで運ぶ価値はあるのだろうか・・・と思ったのですが。
実家の荷物を減らしたい両親が運賃を負担してくれるというので、思いきって運んでもらいました。
そして先日、運んでから初めての調律。
調律師さん・・・ってコワイ人が来たらどうしよう!と思っていたのですが。
来ていただいたのは、なんと、とてつもなく「ピアノLOVE♡」なオジチャンだった!
我が家のピアノを一目みるなり「おっ、この辺ではあまり見かけない珍しいタイプですね♡」と目が輝く。
変な音がする原因がなかなか見つからない時も「やー、こまったねー、どこだろう♡」と、ものすごーく嬉しそう(笑)
さらには「もう、鍵盤とっちゃおう!(≧∇≦)」とか言って、バラバラと取り外したりして。
・・・なんだろう、もう目が離せない(笑)
修理をしながらも、過去に調律したいろいろなピアノのこと、ピアノメーカーのあんなことこんなこと、長野県には戦前の古くて立派なピアノがたくさんあって独特な面白い地域だということ・・・もう話がとまりません。
そんな中で、我が家のピアノは、まだピアノメーカーさんが真面目にピアノを作っていた頃のものだということがわかりました。
主にアメリカ向け、海外輸出用に作られたものらしい。
板も一枚板、きっと、小さな部品一つ一つにいたるまで職人さんの目が届くところで作られたもので、生粋のメイド・イン・ジャパン、それどころか、隅から隅までメイド・イン・浜松!!でしょう♪
丁寧にお手入れして、これからも大事に使ってください(^ ^)とのことでした。
仕上げは、お手製の液体(化学薬品不使用♡もちろん詳しい解説付き・笑)で磨き上げていただき、音色も見た目もキラッキラに輝きだした我が家のピアノ。
ここまで休憩も取らずに5時間・・・
(その後、さらにお話がとまらずにプラス1時間・笑)
また一人、スゴイ方を知ってしまった・・・
これからもこの調律師さんにお任せしておけば、我が家のピアノはこの先もずっとツヤツヤ輝いているに違いない!
もう感謝でいっぱいです。
あとから、鍵盤を外した写真をケロのすけさんに見せたら「えええーーー!!!」と目が真ん丸に。
こんなに楽しいなら、今度はケロのすけさんも一緒にいる時に調律してもらおう♪
「音がちが~う♡ すっごくよくなった♡」と言いながら嬉しそうに弾いているケロのすけさん。
これからはアナタの涙がこのピアノに沁みこんでいくんだなあと思うと、なんとも不思議な感覚。 (すでにかなり沁みこんでいるけどね・笑)
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