休校
チビスケさんの通う小学校も、今日、午前中のみの登校、その後は卒業式まで休校となりました。
そのまま春休みに突入するので、なんと夏休みよりも長いお休みとなります。
幸いなことに、国語も算数も、新しく勉強することはほぼ終わっているとのこと。
図工の工作をやる予定で教材を準備してあったので、それはお休みの間に各自作ってください、
そして、生活科として、1年生の1年間をゆっくり振り返るはずだったのに、それができなかったのがちょっと残念です、と先生。
今週は6年生を送る会も予定されていました。
1年生は6年生の決まった子とペアを組んでいます。
給食を一緒に食べたり、焼き芋を一緒に焼いたり、楽しい思い出がたくさんあります。
そのペアの子とのツーショット写真を使ったペンダントを作って、プレゼント準備をしていた1年生。
あのね、入学してすぐの時に「1年生を迎える会」があってね。
お花のトンネルを作ってくれて、そこを通って、みんながワーって手をたたいてくれてね。
最後はペアの6年生がおんぶして教室まで連れてってくれたの。
その時からボク、ペアの子のことが大好きになってね・・・
だから、6年生を送る会、ちゃんとやりたかった・・・
ボクが作ったペンダント、ゆっくり渡したかったのに・・・
そう言ってシクシク泣くチビスケさん。
ちょっと胸が痛みます。
それでも、先週の金曜日、急きょ、6年生の先生にお願いをして時間を取ってもらい、慌ただしい中、ペンダントは直接ペアの子に渡したそうです。
対応に追われる中、そんな時間を作ってくださった先生方には感謝しかありません。
担任の先生も、自宅のテレビで休校を知って「えええ~!」となったそうです。
ここで定年を迎える先生、38年間の教員生活の中で、こんなことは初めて、とのこと。
前例がない中、さらに超・短時間で慌ただしい中、様々な対応をしてくださっている先生方。
コトが起きた時には、最終的には、現場と各家庭に丸投げされるんだ・・・ということを改めて感じてしまいました。
さて、チビスケさんはその後もシクシク泣いていました。
今度は何で泣いてるのかな?とそっと覗いてみると・・・
給食だよりの献立表を見ながら
「ああ・・・○日は○○が食べられるはずだったのに・・・あああ・・・△△もあったんだ・・・□□も・・・」
なんともチビスケさんらしくて、ちょっと笑えた。
けど、すぐに、先週の金曜日、給食の職員さんが慌ただしく走っていたことを思い出しました。
きっと、表に見えているだけではない、いろんなところに影響があって、多くの人が対応に追われているんだな・・・
得体のしれないものを相手に、先が見えないこの状況に不安になったりもしますが。
こんな時こそ、自分にできることを一つ一つ丁寧にやっていこう、と思っています。
どうか終息に向かいますように。
1年生最後の登校!
こう見ると背中もたくましくなったなあ。
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