足で投げる!?
ケロのすけさんの投球練習のために、ネットでいろいろと情報を集めていた時に見つけた動画。
元巨人軍のピッチャー、桑田真澄さんが子ども相手にキャッチボールの練習のやり方を教えています。
私がプロ野球をみはじめたのは中学生の時。
ちょうどその頃、桑田さんは選手としてバリバリ活躍していました。
まだ人生経験の浅い中学生女子からみた桑田さんは、なんとなくとっつきにくい印象があり・・・
そんな桑田さんが子ども相手に野球を教えている???
いったいどんな風に教えているんだろう・・・と、コワいもの見たさで、思わず再生ボタンをポチ!
すると・・・ひょうひょうと説明する感じはイメージ通りだったのですが、
説明がわかりやすい!話がおもしろい!
キャッチボールの練習のやり方なのに、切り口は
「キミは、逆立ちで2キロ歩ける?」
動画の中の子どもたちも、動画をみているケロのすけさんも私も、そこからもう釘づけ。
「じゃあ、足だったら2キロ歩ける?」
「そうか~、じゃあ、つまり、腕と足はどっちが力があるってことかな?」
そんな話から始まり、結論としては、腕の力だけで投げるよりも、力持ちの足の力もボールにのせることができれば、ラクに投げられるし、球速も上がるし、「いいボール」が投げられるよね、ということ。
そのための練習方法の説明もわかりやすく、子どもたちに「わかるかな?」「ちゃんと見えてる?」なんて語りかけながら、何度も実演を繰り返す桑田さん。
な・なんていい人なんだ・・・!
極めつけは終盤。
「ボールはね、足で投げるんだよ。ね?簡単でしょ?(ニヤリ)」
おおお!桑田さん、すごい!「ボールは足で投げる」かあ、なるほど!!
ズッキューーーンと心を撃ち抜かれるように感動している母の横で。
寝転がって、ゴムボールを一生懸命、足指でつかんで投げようとしているケロのすけさん。
違う・・・違うんだよ、ケロのすけさん・・・
心の叫びをぐっと堪えて、また一つ、強くなった母なのでした。
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