不思議な授業
先週の授業、前半はアレクサンダーテクニークでした。
もう何回か受けている授業なのですが、未だに「アレクサンダーテクニークってこういうもの」と言葉で表すことができず。
そしてこうやって記事にする時も、いつもうまく書けなくて困っているのです(笑)
先日もイロイロ(←うまく説明できない(笑))やった後に、最後は、普段やっている手技で、しばらく同じ姿勢でやっているとカラダがきつくなってくるものを先生にみていただきました。
てっきり「手技をやっている時の姿勢」を直されるのだと思っていたのですが。
「まずは『座る』ことを意識して」と先生。
そういえば普段はついつい、いきなり手技の方に集中しているなあ。
そんなことを感じつつ、手技をするためのベストポジションを探して患者さんの横に座り、準備が整ったところで、やっと患者さんの方に手を伸ばす・・・
と、その瞬間にどうしても首に力が入るらしい。
もちろん、自分ではそんなつもりはないのですが・・・
私の首に触れている先生には伝わっていて、何度かやり直し。
やっと首に力が入らずに手を伸ばすことができて、そのまま手技。
しばらくすると、私の体がポカポカしてくる・・・
手技を受けている患者さん役の生徒さんも「すごくあったかくなってきた」
そして、自分では、単に首の力が抜けたくらいで、姿勢自体は変わっていないと思っていたのですが。
そばで見ていた他の生徒さん曰く「カタチ(姿勢)が全然違う」とのこと。
どんな風に変わったのかをききたかったのですが。
それをきいたら「カタチ」を作ろうとしてしまうから、ということで、それはナイショということになりました。
首をラクに。首を自由に。池に浮かぶボートのように、頭が浮かんでいる。
「カタチ」ではなく、そのイメージで手技をする。
そしてそして。そのままお昼休みに。
午前中の授業では、整体をしたり調整をしたわけではないのに、いつも凝っている首がすっとラクになっています。
カラダの使い方でこんなに違うんだなあ。
整体しても患者さんに伝わる感じも変わってきますね。
アレクサンダーテクニークの授業は、いつもこんな風に不思議な感じなのです。
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